JJ-Thymus’s diary

60歳で定年退職を選んだ生き方

名古屋城再建

No.0039

 

名古屋城再建

 

名古屋城建て直すんですか。

どこかのニュースで小耳に挟んだ気がするんですが本当でしょうか。

 

建て直す場合元の形を再現して木造建築にするか、近代建築でバリアフリーにするか、揉めているんですか。

 

それともそれに関する討論会でのヤジが問題になっているだけでしょうか。

 

数少ない私の経験で言うとお城で天守まで登れるところでバリアフリーのところはありませんでした。

バリアフリーというものがどのようなものを言うのかは分かりませんが車椅子で行けるところはなかったと記憶しています。

階段などとても急で私でも転げ落ちそうなところばかりでした。

 

今再建するのに元の形を再現する意味とはなんでしょう。

今現在建っているものも再建したものでしょ。

今更なんのために再現しなければならないでしょうね。

 

どうせなら外側の見た目は完全コピーして内部は超近代的にして博物館にでもすれば観光地として意味があると思いますけど。

 

中途半端に再現してバリアフリーにするのはいかがなものかと。

歴史的な意味も無くなるし観光施設としてもイマイチです。

バリアフリーにしてお年寄りや車椅子の方にも優しい構造にしたところで一体どのくらいの人が恩恵を受けるんでしょう。

公共施設や観光施設でよく車椅子の方用の設備を目にしますが使われているところを見たことがありません。

その設備を使用したとしても車椅子の方が一人で全て完結するわけではなく結局他の人が何人か介入して使用できるとしたらその設備なくても人がいればなんとかなるんじゃない、と思ってしまいます。

このようなことは言ってはいけないことなんでしょうがどうしてもそう感じてしまいます。

 

年寄り向けの設備は必要になってくるでしょう。

だって人数が人数ですから。

でもそれ以外の障害者用の設備は用意していたらキリがないですよ。

いろんな障害の方がいますから。

車椅子の方、見えない方、聞こえない方、様々な病気の方、LGBTの方等々全ての方のために設備を整えていたら大変なことになります。

そのような方々は不便を克服するために自分で色々工夫されています。

大切なのはそのような方を見た時固まってしまわないで普通に接する、手を差しのべることだと思ってます。

設備を整える前にそのような方をちゃんと見てあげましょう。

見てみぬふりはやめましょう。

日本人はそれが苦手ですよね。

すぐ設備がどうのこうのと言い出します。

 

本当は何かしてあげたいのに恥ずかしいとか、周りからどう思われるだろうとか。

 

普通に当たり前に接しましょうよ。

 

そういう私も出来てないですが、みんなの意識が変わっていかないとどんな立派な設備を設置しても障害者の方の不便さは解消されないでしょうね。

 

名古屋城再建からは離れてきてしまいましたがそんなことを感じてしまいました。